舞台は生徒会その4(仮

会長♂
副会長♀
書記♂
会計♀
転校生♀


会長「お便り届いてま〜す。書記くん読んじゃって〜」

副会長「お便りじゃなくて、生徒会に宛てられた相談だから。生徒会業務だから」

書記「ペンネーム恋するウサギちゃんから」

会計「勝手にペンネーム付けないでください。名前しっかり書いてあるじゃないですか」

書記「生徒会の皆様へ。突然の投書失礼します。私は最近この学校に転校してきました。ここの学校はとても校風がよく人見知りの私にもすぐに友達ができました。そこで、友達から話を聞いたのですが、この学校の生徒会は一般生徒の相談に乗って頂けるということで私事で申し訳ないのですが、投書させていただいた次第です。」

会長「な〜んか面倒臭いの来たなぁ…」

会計「そんなあからさまに…」

副会長「でも、この投書女の子よ?会長も女の子大好きでしょ?いってきたら?」

会長「書記と一緒にするんじゃねえよ。もう今回の件は面倒臭そうだし……書記に全部任せるってどう?」

会計「あ〜いいんじゃないでしょうか?女の子と一対一で相談に乗れば書記先輩の発情期もちょっとは収まるかもしれないですし」

書記「分かったよ。今回は俺がこの件を最後まで受けよう。あと会計ちゃん殴るからな?」

会長「珍しくもの分かりがいいな。そんなに女に飢えてんの?」

書記「そうじゃねぇよ。俺もさ、転校生だったからこの子の相談に乗れるかもって思ったんだわ。で、多分相談内容はクラスに馴染めないからどうすればいいですかってとこじゃないの?」

副会長「なんでそんな風に言い切れるのよ。投書には友達ができたって書いてあったじゃない」

書記「友達がいるのにわざわざ初対面の生徒会の人間に相談なんかもち掛けるか?普通だったらその友達に相談するだろ」

会計「なんか、書記先輩がいつもと違う…」

会長「で、本音は?」

書記「この前美少女転校生が来たと話題になってました」

会長「副会長、会計ちゃん、俺たち先に帰ろうぜ。クレープ食いに行こ。クレープ」

書記「え?待って、本当に俺一人でこの案件持つの?」

会長「大丈夫だ。お前なら出来る。一人って言っても、相談ぐらい乗るし、あくまで直接会って相談に乗るのは書記に一任ってわけ」

書記「本音は?」

会長「堅苦しい人間は苦手なんだ。俺は外見だけはいい、女二人連れ歩いて優越感にでも浸ってくるよ。」

副会長「ほら、さっさと行くわよ。勿論美少女二人を連れて外を歩くわけだからクレープぐらい奢りよね?」

会計「会長さんっ♬私欲しい服があるんですけどぉ〜…」

会長「あ〜……書記!今からでも遅くない。交代するか?」

書記「んじゃ!俺は恋するウサギちゃんのとこに行ってくるから!」

会長「行動が早いことで…」



会長サイド
会計「で、何考えてるんですか?」

会長「何って、今月の生活費の事以外何を考えろと?」

副会長「両手に花って意外と大変ね」

会計「そうじゃなくて!書記先輩に投書を一任ってどういう事ですか?なんかあの場は流しちゃいましたけど、普段はどんなに小さな悩みでも生徒会全員で相談に乗ってたじゃないですか」

会長「別に生徒会役員全員で相談に乗るなんて決まりは無いからな。」

会計「でも…」

会長「そんなに心配しなくても大丈夫。何かあったら俺たちもアドバイスしてやればいい。今回はアイツが直接動いて俺達がサポートするってことだよ。ちょっと、トイレ行ってくるから先に行ってて」

会計「先輩、会長さんどうしちゃったんですか?なんかいつもの会長さんじゃないみたい…」

副会長「私達三人って同じクラスでしょ?今日のお昼休みの時にね、書記がクラスの男子に「生徒会書記なんて仕事あるの?」なんて冷やかされていて。」

書記「酷いっ!書記先輩だって頑張ってるのに…」

副会長「別に本当に悪口言ってたわけじゃないわよ。本人もそんな事言われて全然気にして無い様子だった…はずなんだけどね…」

会計「え?」

副会長「私と会長は分かるのよ。なんだかんだ言って長い付き合いだからね。冗談で言った一言が書記には深〜く突き刺さったらしいわよ?私としては、最近仕事が雑になってたからいい薬だと思ったんだけど、会長はどうにかしてあげたかったらしいわね。」

会計「なんだか、会長さんらしいですね」

副会長「なんとかしてやろうって思ってた時にこの案件でしょ?自分達は裏方にまわって、表舞台で書記を活躍させる。そうすればクラスの子たちの書記を見る目が少しは変わる。今回の事はそんな会長の考えから始まってるのよ」

会計「そうだったんですね…でもそれなら会長さんも私達に言ってくれればいいのに」

副会長「男ってのは不器用だから、こうやってぶっきらぼうに相手を気遣う事しか出来ないのよ。」

会計「先輩…なんか先輩もいつもと違う感じですね。もしかして…書記先輩を気遣う会長さんの姿を見て不覚にもときめいてしまった…なんて?」

副会長「あなたこそどうなの?会長を見直してときめいたりしなかったのかしら?」

会計「へっ!!?私はっ…そんな…」

副会長「アナタも相当不器用ねw」

会計「もぅ〜あんまりイジメないでくださいよぉ〜」


書記サイド

書記 (ヤバイ…めちゃくちゃ緊張する….大丈夫だ。俺だって生徒会役員なんだ。女の子1人の相談に乗るくらい、どうということはない。取り敢えず相談に乗って、後は会長達にアドバイスを…ってダメだ!ダメだ!そんなんだから皆にバカにされんだ。もっと胸を張れ!俺!)

書記「失礼しま〜す…生徒会の投書で来たんですが…」

転校生「あ、こんにちは。私が生徒会に投書した、二年A組の…」

書記 (よ、予想以上の美少女きたこれ!!!!アカン!!あかん奴や!!!これほんまもんの可愛いやつや!!なんなん?黒髪セミロングってなんなん!?俺の一番の好みのタイプやないかい!!)

転校生「あ、あの〜…」

書記「あ、ごめんごめん!取り敢えず生徒会室に行こうか。ここじゃ話しにくいでしょ?」

転校生「失礼…します。」

書記「どうぞどうぞ〜。適当にかけてね」

転校生「あ、はい。あの〜…他の生徒会の皆さんはいらっしゃらないんですか?」

書記「あ〜…なんか最近忙しいみたいで。今回の転校生ちゃんの投書も俺が受け持つことになったんだ。」

転校生「そう…なんですか…」

書記「ごめんね?俺一人じゃ心細いかもしんないけど任せて!俺だって一応は生徒会役員の一人だからね!」

転校生「い、いえっ!そういう意味じゃないんです!書記さんって凄く話し安いから他の生徒の相談とかにも乗ってて忙しそうなのに、私一人に構って貰っていいのかなって…」

書記「その点は心配ご無用!忙しい時もあるんだけど、最近は全然仕事が無くてさ〜。クラスの連中にも仕事してんの?なんて聞かれる始末で。」

転校生「クラスの皆さんにも愛されてるんですね」

書記「そんなんじゃないよ〜。俺って会長とかと違ってどっちかって言うと裏方の仕事だからさ〜。って、これじゃあ俺の相談に乗って貰ってるみたいになってるね。今日は美少女転校生ちゃんのお悩み相談に乗るのが目的なのですよ!」

転校生「美少女なんて始めて言われましたよ〜?本当書記さんって面白いですねっ。じゃあ相談に乗って貰おうかな…」

書記(よし!!掴みは完璧!会った時よりも笑ってくれるようになったし…このまま上手く悩みを解決すれば周りからも一目置かれ、更にはこの子を俺の彼女に!!…」

書記「で、悩みって何?転校してきたばっかりで不安だろうし、何でも相談してよ」

転校生「はい…ちょっと恥ずかしい話なんですが…私昔から好きな人がいて…」

書記「ほうほう…」

転校生「私の初恋だったんですけど、結局気持ちを伝えられなくて…」

書記「あーうん」

転校生「それでですね、その初恋の相手と同じ名前の人がこの学校にいるらしくて…その人を見つけて欲しいんです!」

書記「学年は一緒なのかな?」

転校生「はい。私たちと同じ二年生です」

書記「んじゃ、生徒名簿持ってくるから待っててね」

転校生「は、はい…」

書記「んと〜この子かな。」

転校生「あ、はい!!この人です!書記さん本当にありがとうございます!!」

書記「いえいえ、気にしないで。また生徒会をよろしくね〜」

転校生「あの…書記さん?」

書記「どうしたのかな?転校生ちゃん。」

転校生「何か私、書記さんの気分を悪くするような事してしまったでしょうか?…」

書記「あ〜まぁ…うん」

転校生「えっっ!?ご、ごめんなさい!私迷惑掛けるつもりじゃ…いえ、その相談に乗ってもらってる時点で忙しい書記さんの迷惑になるって分かっていたんですが…」


書記「転校生ちゃん!!」


転校生「は、はい!!!!!」


書記「冗談だよ(ニコっ!」

転校生「へっ?…」

書記「いや、あんまりにも転校生ちゃんが楽しそうにこの子の事話すからちょ〜っち嫉妬しちゃっただけ〜なんて…」

転校生「嫉妬って……書記さんって意外と可愛いんですね。」

書記「男は可愛いって言われてもなぁ」

転校生「可愛い男の子私は好きですよ?よし!こうなったら書記さんには最後まで付き合って欲しいんですけど!」

書記「まだ俺を嫉妬させたいのかぁ〜?」

転校生「はいはい。ありがとうございます。書記さんってこの人の事知ってるんですよね?」

書記「あ〜うん。部活動でいい成績残してるから時々表彰されてて。話した事は無いけど顔は覚えてるよ」

転校生「あの…もしよろしければ、その人に会わせて頂けないでしょうか?部活の場所とかまだよく分からなくて…」

書記「それくらいお安い御用だよ!なんならそいつに告白する作戦まで立てちゃう?ニヤニヤ」

転校生「いえっ!それは…取り敢えず会ってお話がしたいんです…初恋って言っても、もうかなり昔の話だから相手も覚えているか分からないし…」

書記「そんなことないよ〜。俺だったらこんな美少女絶対忘れないねー。」

転校生「もぅ…本当に書記さんは口が上手なんですから…」

書記「よし!じゃあ善は急げという事で明日行ってみようか!」

転校生「明日!?ですか…」

書記「そうだよ!明日!折角クラスも部活も分かったんだ!もう行くしかないでしょ!」

転校生「そう…ですよね。分かりました!では、明日の放課後生徒会にお邪魔しますのでよろしくお願いします!!!」

次の日

会長「で?美少女転校生ちゃんとはどうなの?」

書記「あ〜…」

会計「二人っきりだったんですよね!!甘々な展開があったんじゃないんですか!!?」

書記「あぁぁ…」

副会長「その反応を見る限り撃沈ね。」

書記「まぁ…な…恋なんて儚いもんなんだよ…」

会長「書記の恋の行方はどうでもいいんだよ。お悩み相談は上手くいったのか?」

書記「いや…それが…」

カクカクシカジカ

会計「ま、まぁそんな事もありますよ!!ね!!」

副会長「てか、まだ希望はあるんじゃないの?会ってみたら期待だけが先走りして、そうでもなかったみたいな」

書記「バスケ部のエースだぜ…俺に勝てる要素なんて…」

会長「初恋かぁ〜。俺にもあったなぁそんなもん。」

書記「その初恋は実ったの?」

会長「告白したけど返事すらしてもらえなかった」

書記「詳しく聞かせろ。」

会計「ほんっとう根性腐り切ってますね…」

副会長「お酒とつまみを用意しましょうか」

会長「いやな、俺の初恋の話なんだけどさ。保育園の頃からかずっと好きだった女の子がいてな?別に告白しようとか思わなかったけど、その子が急に転校する事になってさ。俺は気持ちを伝えなきゃっ!って思ってその子に告白したのよ。」

会計「なんだか甘いですね!それでそれで!?」

会長「いや、そこで話は終わり。俺が告白したらなんか逃げてった」

副会長「逃げて行ったって…それ、恥ずかしくてその場を離れただけじゃなくて?」
会長「いやさ〜それが、最初は泣き出したから、お?って思ったわけ。そんで、こっちに向かって走って来るじゃん?俺はこのまま抱きとめて彼女の耳元で愛を囁く気満々だったんだけど、彼女は俺の真横を見事にスルー」

書記「え?なにそれ。なんか普通に辛いんだけど」

会長「まあ、今となっちゃいい思い出だけどな。」

副会長「てか、時間大丈夫なの?今日は転校生ちゃん案内するんじゃなかったの?」

書記「そうだっぁああ!やべぇ!マジでもう時間じゃん!!!んじゃ、行ってくるわ!」

会計「書記先輩これ忘れてます!」

書記「ハンカチ?」

会計「ほら!バスケ部の先輩と転校生先輩がいい感じになったら…必要でしょ?」

書記「ありがと…」

会長(バカっ!折角忘れてたのになんで思い出させるんだよ!)

会計(だって、転校生先輩と会ったらどっちにしろ思い出すじゃないですか!なら最初に言っておいた方が…)

副会長「書記」

書記「ん?…」

副会長「分かってると思うけどあなたがこれからしに行くのは生徒会業務よ?」

書記「分かってるよ…」

副会長「転校生ちゃんと恋仲になることが目的じゃないわ。あくまでも恋のキューピッドになるだけ。」

書記「分かってるよ!!そんなこと!!!俺が主人公になることなんて無いなんて分かってる!!俺はあくまでも裏方で皆が幸せならそれで俺もハッピーです!ってやってりゃいいんだろ!!」



書記「いきなり怒鳴って悪かった。時間に遅れるし行くわ…」

会長「書記!!!」

書記「…」

会長「頑張ってこい。お前なら絶対に転校生ちゃんの力になってやれるから!俺、最初にお前に任せたのもお前が一番適任だと思ったからなんだ。だから…その…好きなようにやってこい!なんかありゃ、俺達がなんとかしてやる!!」

書記「行ってくる…」

会長「ば〜か。今の書記にあんなこと言ったら、ああなっちまう事ぐらい副会長ちゃんなら分かってたろ?」

副会長「違うのよ。私が言いたかったのは、生徒会業務は生徒会業務。依頼された子のところにしっかり連れて行きなさいって。でも、あくまでもあなたが頼まれたのはその子の紹介だけでしょ?そこからは好きなように略奪でもなんでもすればいいじゃない的な事を言いたかったのよ…」

会長「略奪ってwまぁな、あいつ変に真面目なとこあるからどうせ「告白まで付き合おっか〜」なんて言ってるかもよw」

副会長「本当そういう所は不器用よね」

会計「でもでも、人のために尽くせる、相談者の事を第一に考えられる書記先輩って素敵だと私は思います。」

会長「その言葉直接書記に言ってあげなww」

会計「嫌ですよ〜。絶対に調子に乗ってウザ絡みしてくるじゃないですか〜」

副会長「書記も不憫ね…」

書記サイド

書記「ごめん!!遅れた!!」

転校生「あっ!来てくれたんですねっ!」

書記「来るよ!約束したじゃん!w」

転校生「いえ、いつも私より早く着いてくれてるからどうしたんだろうって思っててw」

書記「それは本当にごめん!ちょっと野暮用が…」

転校生「もしかして、他のお悩み相談とかです…か?」

書記「あーまぁーそんな感じかな?」

転校生「忙しい所来てもらって本当ごめんなさい…本来の相談も人を探すってだけだったのに、わざわざ会わせていただいちゃって…」

書記「いや、いいんだって!いや、その…なんつーか、生徒会の他の役員達とちょっとトラブっちゃて」

転校生「他の役員さんですか?」

書記「そそ。生徒会は主に俺と会長と副会長と会計ちゃんの四人で回してるんだよね」

転校生「そうなんですね。ごめんなさい。パンフレットは一通り目を通したんですけど、そこに載ってない事はまだ分からなくて…それより、トラブルって何かあったんですか?」

書記「あ〜wいや、ちょっと俺が他の役員達に当たっちゃってさぁ〜w」

転校生「ぇえっ!?書記さんが他の人に当たる!?全然想像出来ません…」

書記「まぁ、ほら。俺だって今はこうやって生徒会役員やってるけど、案外普通の生徒よ?会長や副会長はなんでもそつなくこなすし、人をまとめる力がある。会計ちゃんだって俺らより一つ年下だけど、俺ら以上に仕事してる。その点俺なんて会長と副会長と仲がいいってだけで、生徒会役員だからねー。なんか笑っちゃうよねw」

転校生「全然…笑えませんよ?」

書記「転校生ちゃん?」

転校生「私知ってます。書記さんが会長さんや副会長さんと仲がいいってだけで生徒会役員になってないってこと。きっかけはあったかもしれませんけど、書記さんだって他の役員さんに負けてないと思いますよ?だって、初対面で人見知りの私でもここまで早く打ち解けられたなんて奇跡に近いですよ?」
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暖かい家族の話

~登場人物~

父♂ 研究者
母♀ 小説家
兄♂ ブラコン
妹♀ おませ


~本編~

妹「ただいま~!ママお兄ちゃんは?」

母「まだ帰ってないわよ~」

妹「ちぇ~今日学校で作文の宿題が出たから手伝ってもらおうと思ったのに」

母「すぐにお兄ちゃんを頼らないの。少しは自分でやりなさい」

妹「ええ~」

父「宿題ならパパが手伝ってやろうか?」

妹「(どうせ説教)臭いからやだ」

父「臭いのは関係ないだろ・・・」

兄「ただいま~」

妹「あ!お兄!おかえり~ねね、宿題手伝ってぇ~」

兄「何の宿題?どれどれ・・・将来の夢?」

妹「そうなの。私将来について語る前に現状を見据えるタイプだからこういうの苦手で」

兄「お前いくつだよ・・・」

妹「とにかく!ほら!お兄!やるよ!」


兄(1時間後)


妹「出来た~!じゃあ読むから聞いていてね?」

兄「碧の言葉を俺が上手く文章にしました。傑作です」

妹「6年2組榊原碧。私は将来お金持ちになりたいです。正確には働かずにお金持ちになりたいです。所謂不労所得というやつです。私は女なので、まず23までに将来有望な男を捕まえます。どうして23までかというと・・・」

父「ちょっと待ったあああ!金とか女とか男とか小学生に相応しくないワードがバンバン出てきているよ!?」

妹「パパ(突っ込みがベタ過ぎて面倒)臭い」

父「だから臭くないってば!」

母「そもそも不労所得なんて言葉何処で覚えたの?」

妹「ママが印税で生活したいって聞いて、印税の意味調べていたら出てきた」

母「ごめんなさい」

父「恐るべしネット社会・・・」

兄「ほら碧続けて?」

妹「どうして23までかというと、女は歳を取ることに価値が反比例していくからです。これはお母さんの小説でも見ましたし、担任の大野先生独身もぼやいていたからです」

父「やっぱダメじゃないかな!これ!もっとさあ、こう夢のある話にしない?」

妹「今のままでも十分夢があるの!私の野望があるの!」

兄「ケーキ屋さんとかお花屋さんとかお兄ちゃんのお嫁さんとか」

妹「パティシエになる程料理好きじゃないし、小売り業は企画から販売までしないといけなくて大変だからいや」

兄「お兄ちゃんのお嫁さんは?」

妹「考えておいてあげる」

母「でも皆の前で発表するんでしょう?周りからの【風当たり】を考えたらもう少し【無難】な内容のほうがママはいいと思うけど・・・」

妹「確かに一理あるわね・・・でもどうしよう!他に夢なんて・・・」

父「ママうまいなぁ・・・(ぼそ)」

母「あの子ぐらいの子って難しい言葉を使いたがるのよ」

兄「学校の好きな教科から考えるのはどうかな?体育が好きならスポーツ選手。国語が好きなならママみたいな小説家だっていいし、理科が好きならパパみたいな研究者とか」

妹「学校の勉強なんてテストがあるからするようなものだし~」

父「おいおい。碧それはダメだぞ?テストっていうのは日頃の勉強が定着しているか確認する為のものであって・・・」

妹「パパ臭い!!算数でたかし君に追いつく時間や速さが分かったところで将来使わないもん!」

父「パパは使うね!いつかたかし君に追いつくね!!」

妹「そもそもなんで勉強しなきゃいけないの?花屋になりたい子は一日中図鑑見てればいいのに」

兄「いいかい?小学生から高校生までの勉強っていうのは皆がするから自分もするんだ」

妹「皆がするから私もって個性を潰している感じがしていや」

兄「出る杭は打たれるっていうだろう?僕達は幼い頃からふるいにかけられ国に試されて・・・」

母「やめなさい。碧は理科と国語どっちが好き?」

妹「国語!理科は動物とか虫とかキモイからいや!」

母「じゃあ、もし給食に虫が出てきたら?」

妹「え?」

母「時代は昆虫ブーム!クラスの実来ちゃんも凛君も蓮ちゃんもみ~んな虫が大好き!虫を研究し、ペットにし、食までもが空前の虫ブーム!しかし葵だけ理科を勉強しなかったからブームに乗り遅れることに・・・」

妹「ん~うん・・・?」

母「例えが悪かったわ。葵が20歳の時。小学生の同級会でイケメンとばったり!あ、あの子は当時からファンクラブがあった純一君!」

兄「無駄に設定が凝ってるねえ」

母「勇気を振り絞って話しかける碧!話が弾みこれはいけるかもと思った矢先、純一君から衝撃的な一言が!」

兄「そういえば碧ちゃんって理科のテストの点数いっつも低かったよね~」

妹「が~ん」

母「ほら、勉強したくなったでしょ?」

妹「うん・・・」

父「いや、え!?それでいいの!?そうじゃないでしょ!?」

妹「パパく・・・」

父「臭くない!いいかい?なんで子供の頃から勉強をするかっていうと、将来の選択肢を広げる為にするんだよ」

妹「え~」

父「パパはね?実は水泳の選手になりたかったんだ」

妹「へえ~」

父「大会でいくつも優勝していたんだぞ?」

妹「・・・」

母「本当よ」

妹「すごーい!」

父「なんで一回ママの方を見るかな・・・まあいいや。パパは子供の時に理科と体育を頑張ったから、大人になった時に水泳選手と研究者どっちになるか選べたんだ。もし葵が今沢山勉強をしたら、将来研究者にだって水泳選手にだって何だってなれるんだよ。何にでもなれる大人ってとても素敵で幸せだと思わないかい?」

妹「じゃあ、じゃあ今たっくさん勉強したらお金持ちにもイケメンの嫁にもなれる!?!?」

父「・・・なれ、る」

妹「すっご~~~い!私作文書き直してくる!」

父「なんて書き直すの!?振り出しに戻ってない!?」

妹「まだ見ぬ将来の選択肢を増やす為に今はたくさん勉強します的な!」

父「完璧すぎる!いってこい!」

妹「は~い」


兄「それにしても意外だなぁ。パパが水泳選手目指していたなんて」

父「今じゃ毎日研究所に引きこもっているけど、昔はスポーツマンだったんだぞ~?」


母「嘘ばっかり」


兄「え?」

母「何がスポーツマンよ。私知ってるわ~。パパが水泳選手を目指していた本当の理由」

兄「本当の理由?」

母「パパが当時好きだった女の子が水泳部だったのよ」

父「ちょ、ちょっとママ」

母「それまでは野球少年だったのにある日突然、水泳選手になる!とか言い出して」

兄「ママはそれを知ってて止めなかったの?」

母「別にその時はパパのこと好きじゃなかったしねえ。本当男って単純でや~ね。さ、夕飯の用意でもしてこよ」

兄「パパ~」

父「しょうがないだろ。当時はまだママのこと好きじゃなかったんだから」

兄「それにしてもさ、葵の男に対する偏見っていうか毒舌って・・・」

父「絶対ママ譲りだよな・・・」


母「パパの夕飯は今日抜きかしら~」


父「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで僕だけ!」

兄「さ、俺は将来の選択肢と今日の夕飯のために勉強してこよう~っと」

父「裏切者ぉ~!」

おしまい


~どうでもいいあとがき~

【パパ】【ママ】呼びしている家族ってすごい仲が良いイメージだなあと思って書きました。

朝起きたら女になってた千秋(女)の日常

〜登場人物〜

千秋 ♀もとから女なのに朝起きたら女になっていたことにされた貧乳ちゃん
司 ♂全ての元凶であり災厄
千尋 ♂照明係(友情出演)
優希 ♀朝起きたら男になっていた不憫な子


〜本編〜

司「な!お願い!!味噌ラーメン奢るから!!」

千秋「だから、なんでさっきから男っぽい方向にシフトしていくのよ!!それに私は醤油派だっ!!」

司「来週発売のff30買ってやるから!!」

千秋「先月15が出たばっかだろ?!あと私はゲームはやらん!!」

司「うー…なぁ千秋ぃ?どうしてそんなに頑ななんだ??なんでそんなに俺に心を開いてくれないんだ??なぁ教えてくれよぉ」

千秋「うるさいししつこいっ!!そんなの自分の胸に聞いてみなさいよ!!!」

千秋N「私は今、大学の友人に訳のわからないお願いをされている。なんでこんなことになった?時間は10分前に遡る。」

司「なぁ、千秋」

千秋「ん?」

司「提案があるんだけど」

千秋「提案?藪から棒になに?」

司「朝起きたら女になってた千秋(男)の非日常ごっこ、しねぇ?」

千秋「何言ってるかいまいちよく分からないけど、もしかしなくても今私喧嘩売られてる?」

司(声作って)「千秋くんはゲームとラーメンが好きな大学一年生!ある朝起きたらなぜか女になっちゃってて……?同棲している司には襲われそうになるし、これから私一体どうなっちゃうの!?」

千秋「それただのイメージプレイじゃねーか!!てか、元々女の私に、女になった男の役やらせるとか悪意ありすぎでしょ…!!!!」

司「お願いお願い!一生のお願いっ!!〇〇、奢るから!」

千秋「あんたそれで私釣れると思ってんの!?舐めてんの!?」

司「お願いったらお願いなんだ!なぁ千秋やってくれよぉ〜!」

千秋N「…とまぁ冒頭に戻るわけなのだが」

司「な!お願い!!塩ラーメン奢るから!!」

千秋「だから醤油派だって言ってんでしょ!!!」

司「来週発売のff60買ってやるから!」

千秋「30じゃなかったのかよ!!あとどっちかってとドラクエ派だ!」

司「じゃあポケモン!!ポケモン厳選中に出来た2Vのツツケラあげるから!!」

千秋「ポケモンのチョイスも性能も微妙だなぁおい?!そんなんで釣れるか!!!」

司「あっ!ツツケラ知ってるってことはお前ポケモンやってるだろ!ゲームはやらないんじゃなかったのか!?ああ?!」

千秋「それは!!それは、あれよ!ポケモンは別なのよ!!!ポケモンはゲームの枠に収まらない素晴らしいコンテンツなの!!!とりあえずツツケラは要らない!!」

司「えー!ツツケラだめなのー??んー…あっ、じゃあ、コイキングならどうだ!?(ドヤ顔)」

千秋「何その顔!!あんた本気で言ってんの!?全く嬉しくないんだけど!?釣れるわけ無いんだけど??!」

司「釣れるに決まってんだろコイキングだぞ!?ったく頑固だなぁ、お前ってやつは!」

千秋「うるさいわ!!あんたがおかしいのよ!!!私をなんだと思ってんのよ!!馬鹿なんじゃないの!?ばーかばーか!!」

司「なに!?お前なぁ!!俺は馬鹿じゃない!!どちらかというとアホの方がいい!!」

千秋「そこなの!?本当にそこでいいの!?!?あんたほんとばっかなんじゃないの!?!?」

司「だから馬鹿じゃないって言ってんだろ!!このボキャ貧が!」

千秋「あんたは正真正銘の馬鹿よ!!馬鹿以外の何物でも無いからそれ以外に言いようがないのよばーか!!!」

司&千秋「はぁはぁ……」

司「…」

千秋「……」

司「…ラーメン奢るのに…(ボソッ」

千秋「あんたねぇ…!…はぁ………スイパラ。」

司「え?」

千秋「トーキョーにあるスイパラに連れてって。」

司「ちょ、おま、東京までどれくらいかかると……」

千秋「じゃあ、やらない」

司「くっ……仕方ない、交渉成立だ」

千秋「ん。……んで?どーすればいいの?」

司「んーそうだなぁ。まず、こういうのはお互い役にのめり込む為に朝起きるところからスタートしないといけない。大丈夫だ、今回はエキストラも呼んであるから安心しろ」

千秋「エキストラ!?それ何が大丈夫なの!?」

司「かもーーん!マイフレンド!」

千尋「おうよ!!マイフレンド!」

千秋「千尋!?え、なに、こいつの前でやるの!?」

司「千尋は、照明係兼ナレーションの友情出演だ!」

千秋「千尋?あんた友情出演の意味分かってんの……?」

千尋「んー…あー…あはは!」

千秋「あ、わかってないのね…」

千尋「あー、えっと、今日は何か、司が面白いもの見せてやるっていうから来たんだぜ!」

千秋「え!?司あんた説明してないの!!?」

司「そっちの方が面白いだろ?よーし千尋!俺ら寝るフリをするから、この紙に書いてあるやつを読んでくれ!これ紙な!千秋も、ほれ!」

千尋「おうよ!正直状況は全く飲み込めないが、何か面白そうだから任せろ!」

千秋「ああああ…さいっっっあくだ……」

司「じゃあ始めるぞ!」

千秋「あ、ちょっ(と待っ)」

千尋「あい!」(前の千秋に食い気味で)

千尋(厨二病全開アニメのナレーションっぽく)「今から語るこの神話はまだ天は鳴き、地は震え、海は乱れ、大天使の翼が三度地に触れし時の話。悠久の風が吹き、帝国軍からの脅威を忘れていた彼等、北方の蛮族ヴラディモリエス・ファイナル=バーストの末裔達に、世界に叛逆せし光(ゴットイグニション)が襲った……」

司「(小声で)はい!千尋!部屋の電気つけて!」

千秋「どんだけファンタジーな話なのよ……」

司「はい!ここでヴラディモリエス・ファイナル=バーストの末裔のセリフ!」

千秋「なんかすごい名前ね…………ちょっと待って、ヴラディモリエス・ファイナル=バーストの末裔ってもしかして私!?えっ、えーっと……(ここから男っぽく紙のセリフを読む)帝国軍の脅威を退けてからというもの、安寧を貪り、12の刻を過ぎるまで眠りについていたが……まさか俺の体が女になっているとは……」

千尋「おい司。千秋が貧乳をこじらせ過ぎてついに壊れたぞ」

司「千尋、黙って見ていろ。お前が壊されるぞ」

千秋()「こんな所、司にでも見つかったら……」

司「おう千秋おはよ……って、お前髪伸びてね?てかなんか、いい匂いする」

千秋()「いや、これは……」

司「もしかしてお前……」

千尋()「つかさー!(以下裏声」

司「ち、千尋!?なんでお前そんなガタイがよくなってんだ!!?」

千尋()「知らないわよ!朝起きたらこんな体になっていて……」

千秋()「もしかして俺達の性別」

千尋()「入れ替わってる!?」

千秋「……ちょっと待って、こんがらがってきた」

司「千尋!紙に書いてある設定の部分を読んでくれ」

千尋「え〜っと、千秋はヴラディモリエス・ファイナル=バーストの末裔の男子でヴラディモリエス・ファイナル=バーストの意思を継いで帝国軍と戦う戦士。千尋はただの町娘であったが、千秋との出会いによって人生の歯車が狂わされ、家族と離れ離れになった。んでそっからなんだかんだあって、あれがこうなって、それがああなって、帝国軍のゴットイグニションによってお互いの性別が入れ替わってしまった。…とにかく、俺は裏声で元々は女で今は男の千尋役を、千秋は低い声で元々男で今は女のヴラディモリエス・ファイナル=バーストの末裔役をやればいい……って書いてある」

千秋「おう、分からん!全然わからん!意味分からん!」

優希(激しいノックの音)

千秋「あ、誰か来たみたいね、誰? どうぞー???」

優希「あああー!!ちあきーー!!!」

千秋「優希!?」

優希「どうしよう!!どうしようっ?!」

千秋「どうしたの!?何があったの!?」

優希「私!私!!!…朝起きたら男になっちゃってたのぉ!!!」

千尋「またやけに完成度が高いのが乱入してきたな」

優希「なんか見た目は殆ど変わってないんだけど、んー…あー、なんて説明したらいいか分かんない!!どうしたらいい!?」

千秋「司!あんたのくだらない遊びに優希まで巻き込まないでよ!」

司「いや、優希ちゃんは呼んでないぞ?まぁ、いいじゃねえか。皆で楽しもうぜ」

優希「ねぇ!!!ねぇどうしよう千秋!!」

千尋「優希もゴットイグニションに……俺も性別を変えられちゃったの!(裏声」

優希「え、千尋くんなんで裏声……??それよりも私他にもも性別変わっちゃっている人が…??」

司「ああ、無事なのは俺くらいだよ…」

優希「てことは、千秋も……!?」

千秋「えっあ、(低音で)お、おう……そうなんだよ。俺も朝起きたら体に異変が……」

優希「な…ぜ無駄に男の子みたいな喋り方???あ、男の子だからか。んー…確かにいつも以上に胸がない気が……」

千秋「ゆーーーきぃーーー?」

優希「うわぁぁ!いつも以上に凶暴になってるぅー!」

千秋「あんたねぇー!!」


司「皆の者静まりなさい!!」


千尋()「あ、あなたは……!?(裏声」

優希「司くん?」

司「私の名はパンツェッタ・ジローラ=モ」

千秋「ただのジローラモじゃねぇか!!」

司「私はジローラモではない。ジローラ=モだ。ヴラディモリエス・ファイナル=バーストの末裔よ。突然だがここにクリスタルがある。このクリスタルの力で貴様らを本来の姿に戻してやろう」

千尋()「ありがとうございます!ジローラ=モ様!」

千秋「はぁ…やっと終わるのね……」

優希「え、なになに?ジローラ=モってだれ!?」

司「では、呪文の詠唱を始めよう……。パンツェッタパンツェッタパンツェッタ……ジローーラ……モ!!!…行け千尋!ここで部屋の電気を消すんだ!!!」

千尋「(若干被り気味に)そぉおおおおおおい!」

……

千尋「こうして皆元の性別に戻りましたとさ。めでたしめでたし」

司「……はいカットー!!いやー!よかったね!!あー、これ動画撮っておけばよかったなー」

千秋「やめて。てか、優希が乱入してきたのには驚いたわ。何か用事があって部屋に来たんじゃないの?」

優希「そうだよ!だから私!朝起きたら、男の子になっちゃってたの!!」

千尋()「あ、もうさっきの設定は終わったぞ?(裏声」

司「いや、お前も引きずってるから」

千秋「ほら、もうバカどもに付き合わなくていいから。で?何しに来たの?」

優希「もーーー!だから設定とかそんなじゃないの!!これ見て!!!」


ボロン


一同「うわぁああああああ!」

おわり♡

お尻でマンネリ回避!?

〜登場人物〜


さくら ♀ 最近彼氏とのセックスにマンネリを感じている27歳。頭は悪いが腕っ節は強い。

玲 ♀好きなセックスはいちゃラブセックス。しかし彼氏が変態嗜好なので最近流されつつある。興奮すると声が大きくなる。

真也 ♂後ろの処女を守り続けて27年。さくらの彼氏。現在は同棲中。

モブ(店員、外人店員、子供、母上、キモオタ) 母上は演者様が男性の場合、父上にしてください。


シーン1

〜ベッドシーン〜

誠「さくら入れるよ?」

さくら「いいよ……来て?」

誠「俺、初めてだから上手くできないかも」

さくら「大丈夫。私も初めてだから……優しくしてね?」

〜会社の昼休みカフェにて〜

さくら「ってな感じで最初は盛り上がってたんだけどさー。最近マンネリで。」

玲「知らないわよ。てかご飯中なんだけど。」

さくら「会社にいる時に相談できないから今相談してるんでしょ〜?」

玲「そういう話は飲みの席とかにしてよ……」

さくら「玲は彼氏とどうしてんの?」

玲「どうって別に。」

さくら「別にって何よ。彼氏とのセックスでマンネリしてるの?してないの?してるなら解決方法を教えてよ!」

玲「もう!セックスセックスって大声で言わないでよ!!!」

周りの客が振り向く

さくら「れい〜〜」

シーン2

さくらM(私の名前は斎藤さくら。大学時代から付き合っていた彼氏がいるんだけど、最近マンネリ気味で困っている27歳!会社の同僚の玲に相談したんだけど何故か怒ってしまって話を聞いてくれなっちゃった。まぁ、夜の生活について聴かれたから恥ずかしくなっちゃったのかな?えへ☆)

さくら「あれ……?玲からLINEが来てる」

玲「この前のその……彼氏とのマンネリ化の話だけど、抵抗がなければだけど、その……アナルプラグとか使ってみたらどうかしら?」

さくら「あなるぷらぐ……?よく知らないけど楽しそう!」

玲「あと、この話は絶対外でしない事!」

さくら「はーい。この前はごめんね?やっぱり玲は頼りになるなー……っと」

玲「はぁ……もう本当手間のかかる子なんだから……一応言っておくけど、アナルプラグの話も私が興味があったわけじゃなくて、あのバカ(彼氏)が勝手に持ってきただけなんだから……!ん?さくらがtwitter更新してるわね……」

さくら「よーし!明日は玲ちゃんに教えてもらったあなるぷらぐ?買いに行くぞー(^-^)……っと。よし!忘れずにツイートしておいた私って出来るオ・ン・ナ♡ふふ☆おやすみなーい……」

玲「あ、あのばかー!!!!」

シーン3

〜途方に明け暮れるさくら〜

さくら「詰んだ……何処にもアナルプラグが売ってない……」

〜遡ること2時間。薬局にて〜

さくら「すみませーん!」

店員「はい、如何いたしましたか?」

さくら「あなるぷらぐって売ってますか?」

店員「えっっ!?!?」

さくら「アナルプラグです!」

店員「す、すみませんお客様……当店ではそのような物は取り扱っていなくて……」

さくら「あ、そーなんですか。ありがとうございました!」

〜コンビニにて〜

さくら「アナルプラグください!」

外人店員「スミマセン。アナルプラグナイデス。」

〜お洒落な雑貨屋さん〜

さくら「アナルプラグ!」

店員「お客様!」

〜ダイソー〜

さくら「アナル!(プラグ)」

子供「ねーママー。アナルプラグってなにー?」

母上「シッ!見ちゃいけません!」

〜再び途方に暮れるさくら〜

さくら「もーーー!何処に行ったらアナルプラグ売ってるのよ!」

通りがかりのキモオタ「ぶひっ!お姉さんアナルプラグを探しているのかい……?」

さくら「そーなんです!お兄さん知ってるんですか!?」

キモオタ「ぶひひっ!着いておいで……」

さくら「はーい☆」

〜怪しいお店の前〜

キモオタ「ぶひゃ!こ、こここのお店にあるんだけど……」

さくら「あー……やっぱりこういうお店じゃないと無いんだ……玲が使ってるって言うから、コンドームみたいに普通のお店にも売ってると思ったんだけどなぁ」

キモオタ「ぶひへっ!と、ところでお姉さん」

さくら「ん?あ、教えて頂いてありがとうございます!」

キモオタ「よ、よければアナルプラグの使い方も教えてあげようか……」

キモオタ、さくらの体に触れようとします。

さくら「八ッッッッ!!!」

さくらが相手の手を捻ります

さくら「これ以上触れたら警察に届け出る前に、お兄さんの腕、折りますよ。」

キモオタ「ぶひへはぁっ!す、すみませんでしたぁ!!!」

さくら「空手黒帯を舐めるなじゃない!!……もう10年以上前の話だけどね」

さくら「よし!気持ち切り替えていざ!アナルプラグを買いに行くぞー!おー!!」

シーン4

〜会社昼休み〜

さくら「というわけで、無事アナルプラグを手に入れました隊長!」

玲「あんたねぇ……いくら体力馬鹿って言っても男には力で敵わないんだから、もう少し気をつけなさい?」

さくら「はーい。」

玲「ところで……その、使い方とか分かってるわよね?」

さくら「えっ!知ってるよ!箱の中に簡単な説明書も入ってたよ!いきなり入れると痛いから少しずつローションでならして……」

玲「だぁー!!もう分かったから!分かったからそれ以上は言わなくても宜しい!!!」

さくら「もぉーなによー!玲が先に聴いたんでしょ〜?」

玲「だから!昼間っからアナルプラグの話をカフェでしないでって言ってるの!!」

静まり返る店内

さくら「れい〜〜」

玲「もーー!!知らないからねっ!!!」

シーン5

〜彼氏の家にて〜

さくら「お帰りなさーい!」

真也「ただいまー。」

さくら「ご飯は?」

真也「外で済ませてきた。あれ、言ってなかったっけ?」

さくら「う、ううん!聴いてた!え、えーっとお風呂は?」

真也「あー外で済ませてきた。」

さくら「ぅえっ!?お風呂も!?」

真也「会社の先輩に飯誘われた後、温泉に行ってきたんだよ。さくらはもう入ったのか?」

さくら「う、うん……。」

真也「どうした?」

さくら「え、えとーじゃあ、私は?」

真也「外で済ませてきた。」

さくら「私も!?!?えっ!幽体離脱!?」

真也「いや、そうじゃないだろ……てか、何か様子がおかしいぞ?何があったんだ?」

さくら「うん……えーーっと……ご飯じゃなくてお風呂じゃなくて……私を……したい」

真也「なんだそれww」

さくら「も、もー!エッチがしたいってこと!!」

真也「相変わらずさくらは面白いなぁー。いいよ、おいで。」

さくら「あ、あのね。それで今日はいつもとちょっと嗜好を変えて……アナルプラグってのを使ってみたいんだけど……」

真也「おうふ……またハードな物出してきたな……」

さくら「い、嫌かな?真也が嫌なら辞めるけど……」

真也「いいよ。やってみよ?」

〜ベットシーン〜

さくら「よし……まずはローションを使って……」

真也「なんだ。ローションまで買って準備万端だなぁ。なんだか俺も興奮してきたよ……」

さくら「うん!真也が痛くならないように恥ずかしいけど頑張って買ってきたんだから!」

真也「え?」

さくら「痛かったらごめんね。ゆっくりならしていくから安心して……」

真也「んあっ!?!?!?ば、ばかお前それはっ!!」

さくら「よ、よーし!私頑張っちゃうんだから!」

真也「おい、それは俺に使うモノじゃっ!!!!あっ!あっ!!アーーーーー!!!!!」

おしまい♡

先生と俺

〜キャスト〜

大月 ♂ 高校二年生。冷めてる今時の子。
河口 ♂ 大月の担任。かつては先生も今時の子。
榊原 ♀ 大月の学生時代の担任。おっぱいが大きい。


〜本編〜

適当にノックをして教室に入る大月

大月「失礼しまーす」

河口「まだ何も返事してないぞ。勝手に入って来るなよ」

大月「だから失礼するって言ったじゃないですか」

河口「相変わらずお前は可愛くないな。俺に何か用か?」

大月「用事というか相談がありまして。俺2年A組の大月っていいます。」

河口「知っているよ。俺はお前の担任の河口だ。茶番はいいから相談をどうぞ」

大月「昨日の夜、彼女と電話していたんですが……」

河口「え、お前彼女とかいたの!?」

大月「いますよ」

河口「ビックリだな。お前みたいな奴は、高校生の恋愛なんて無駄な時間とお金を浪費するバカのする事です。とか言い出しそうなのに」

大月「一理ありますね。で、相談内容なんですが昨晩彼女と電話していたんですけど、彼女に『同じクラスの溝口から告白された。どうすればいい?』って聞かれたんですよ」

河口「ほう」

大月「なんで俺にそんな事聞くんだろうと思って。そんな事実知ったら溝口とも気まずくなるし、彼女は何考えているんだろうって」

河口「そりゃ、お前引き止めて欲しいんだよ。『お前は俺の女だ!』って言って欲しいんだよ。女はいつだってメンドクセー生き物だからな」

大月「えぇ……何それ。今まで面倒臭くないから彼女と付き合ってたのに」

河口「はぁ?好きだから付き合ってたんじゃないの?」

大月「面倒臭く無いのが好き。好きの形って色々あると思うんですよ」

河口「じゃあ別れれば?振れば?溝口と幸せになってくれーって言えばいいんじゃねえか?」

大月「そんな事言ったら俺が薄情者のクソ野郎って噂が蔓延して高校生活で生きにくくなる」

河口「はぁ……これは教師じゃなくて一個人の感想として言わせて貰うわ。お前って最低な人間だな」


〜20年前〜

河口「世の中全て打算的に回っていると思うんですよ。性善説なんて生まれ変わっても信じる事が出来ませんね」

榊原「君ね、たかが高校生でしょ?まだ20年も生きてないのに、世の中を斜めから見て楽しい?生きにくくない?」

河口「とっても生きにくいです。でも死ねないので文句言いながら斜に構えて生きてます」

榊原「最近の若者ってのは皆そうなのかなぁ……折角生きるんだから楽しい方が素敵だと思うんだけどなぁ。あ、河口君恋愛とかは?」

河口「彼女なら一応居ますけど」

榊原「なら彼女の為、誰かの為と思って生きてみたら?自分の好きな人の為に動けるって幸せじゃない?楽しくない?」

河口「誰かの為とか偽善者然としていて吐き気がします。恋愛なんて生きていく上での世間体ですよ」

榊原「河口君。これは教師じゃなくて一個人として言わせて貰うわ。貴方って人として最低ね」

河口「……」

榊原「今のままじゃ最低だから、私がいい男にしてあげる」


財布からお金を差し出す榊原


河口「何のお金ですか?」

榊原「はい。これで今週の土日彼女とデートしてきなさい。そこで何も分からなかったら、何も変わらなかったら彼女と別れなさい。あなたが世の中をどう見てどう生きるかは自由だけど、あなたの曲がった世界に周りを巻き込むのはやめなさい」

河口「先生って、結構キツイっすよね」

榊原「そう?学校では優しい先生で通ってるけど?大人は本音と建前を上手に使えるのよ」

河口「本音と建前……か。じゃあ俺が今日相談しに来ただろ?本音は面倒臭いけど建前上教師だから親身になったってこと?」

榊原「ふふっ。あなたもやっぱり高校生ね。本音も建前も、河口君が私を頼ってくれて嬉しかったわ。それだけよ」


〜回想終了〜

河口「お前って最低な人間だな。だから俺がいい男にしてやる」


財布からお金を差し出す河口


大月「なにこれ」

河口「この金使ってデートしてこい。そうだな……海に行け。別に泳がなくいい。海辺行って浜辺歩いて、日が暮れたら近くのホテルに泊まって一晩過ごせ」

大月「……なんで?」

河口「絶対お前の中の何かが変わるから。ダメだったら別れろ。相談タイムは以上だ」

大月「なぁ、先生」

河口「なんだ。もう相談タイムは終了だ」

大月「俺さ……正直クラスで浮いてるだろ?遅刻も多いし、愛想も悪いし。でも、今日いきなり先生のとこ来てさ……」

河口「俺はお前が相談に来てくれて嬉しかったよ。それだけだ」

大月「それは……教師としての建前?」

河口「ははっ。お前やっぱりまだガキだな。なんだか安心した」

大月「……」

河口「教師としても一個人としても、お前の相談に乗れて嬉しかったよ。ほら、分かったらとっとと帰れ帰れ」

大月「ありがとう……。それと、金は要らねぇよ。バイトしてるし」

河口「貧乏学生が強がるなよ。俺より偉くなったら美味い飯でも奢ってくれ」

大月「公務員以上に出世出来る見込みがない。それに、5000円じゃいいホテルに泊まれないしな。さようなら先生」


教室を出て行く大月


河口「本当可愛くねぇやつだな。俺の時代は五千円あれば1日遊べたんだよ。ばーか」


〜第1話完〜
プロフィール

しゅん@声劇台本

Author:しゅん@声劇台本
声劇が趣味の暇人でございます。
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