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幽霊の女の子の話 作 しゅん(´・ω・`)

~登場人物~
♂ 恭介 イケメン
♂ 八田 サッカー部
♀ 霊子さん 顔よし、スタイルよしの幽霊

~本編~ 
恭介「怖い話をしよう」

私立姫路学園
数多の増築で絡み合い継ぎ接ぎだらけの校内は六十年以上の歳月を閉じ込めている
袋小路の廊下
誰も登らない階段
物置と化した教室
迷路のように入り組んだ建築物はいくつもの怪談の噂で溢れている…

八田「怖い話っていうか、これじゃあただの学校紹介文だな。」

恭介「そこでだ!毎年こんな感じだから今年はリアリティを持たせようと自ら調査に出向く事にする!」

八田「ぉお、アクティブでいいねぇ〜。」

恭介「特に俺が目をつけている怪談はこれ!怪談ナンバー37564!霊子さんのうわさ!」

八田「霊子さん?そんなの聞いたこと無いな」

恭介「我が怪談研究部の調査によると、かつてこの学校は禁忌の土地に建てられたせいで祟りが起こり、その祟りを鎮めるために一人の女生徒を人身御供として捧げた…人柱となった彼女は今でもこの校舎に憑いて回っているとかいないとか…」

八田「その女生徒は長い黒髪、肌は透き通るように白く切れ長の目、背はスラリと高くて…」

恭介「最高に美人だったそうな…って違うだろ!オバケっつったら、もっとこう…前髪パッツンの座敷童みたいな暗い感じの!」

八田「はいはい分かった分かった。んじゃ、俺はそろそろ部活行くわ〜。結果報告宜しくなぁ〜」

恭介「ったく、見てろよ〜?八田!絶対幽霊見つけて来てやるからなぁ!」


俺は日々の生活にどこか退屈していたのかもしれない。最初は八田に部活に誘われたりもしたけど、俺はまた中学の繰り返しの気がして断った。高校生になれば中学と違って毎日が刺激に溢れているなんて思っていたが、現実はなんとなく環境が変わってなんとなく新しい友達が出来てなんとなく日々が過ぎて行くだけだった。だから俺は怪談研究部を作ることにした。この学校は歴史だけはあるみたいだし活動していけば何か俺の求めているものが…

恭介「って旧校舎にこんな場所あったっけ?…」

考えごとをしながら歩いていたら見たことのない場所まで来てしまった。

恭介「まずいな…なるべく慎重に進んできたつもりだったんだが迷ったか…外も暗くなってきたし…ん?人影?まさか…な…まさか…」

俺は怖くなったのか、それとも好奇心からなのか人影に向かって呼びかけた

恭介「もしかして…霊子さん?」

霊子「そうよ。私が霊子。姫路霊子よ」

恭介「ってうわぁああああ!!!」

霊子「あら…私そんなに怖い顔しているかしら?」

恭介「え…?す、すいません!そうじゃなくって、ただ人がいないからビックリしちゃって…」

霊子「そうなの?ならよかった♫それにしてもこんなところに人が来るなんて珍しいわね。あなた、何をしていたの?」


長い黒髪


恭介「あーそのーなんていうか、迷っちゃって」

霊子「そう。それなら私が案内してあげるわ。ついてきて。」


肌は透き通るように白く、切れ長の目


恭介「あ、はい。」

霊子「それにしても、私も驚いたわ。いきなり名前を呼ぶんだもの」


背はスラリと高くて…


恭介「な、まえ…?」

霊子「そうよ。私霊子っていうの。さっきも名乗ったでしょ?」

恭介「そう…でしたね。ごめんなさい。少しビックリしちゃって。知ってますか?この学園で霊子さんっていう旧校舎に住む幽霊がいるって話。その幽霊の名前も霊子さんって言うんですよ」

霊子「知ってるも何も私がその幽霊。霊子だからね。」

恭介「幽霊って…からかわないでくださいよ。霊子さんが幽霊なわけないじゃないですか」

霊子「からかってなんかいないわ。」

恭介「こんなにハッキリ実在する幽霊が存在するとでも?」

霊子「じゃあ、触ってみる?透けるかもよ?誰かが私の体に触れた事なんて今まで無いからどうなるかわからないけど」

そう言って彼女は俺の手を掴み、自分の胸に当てた

恭介「や、やわらかい…」

霊子「きゃ、キャアアア!!/////」

恭介「ご、ごめん!!!」

霊子「えっち!へんたい!!!」

恭介「へ、へんたいって…霊子さんが触らせたんじゃないですか!」

霊子「だって、透けると思ったんだもん!!!」

恭介「知りませんよ!!!!」


霊子「はぁ…はぁ…」


霊子「さ、触れる幽霊がいてもおかしくないでしょ?」

恭介「はいはい…もう幽霊でもなんでもいいですよ…」

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しゅん@声劇台本

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