算数のたかし君 作 しゅん(´・ω・`)

~登場人物~

♂たかし 一応主人公。大学生。くそ留年野郎。

♀妹。 ロリ。可愛い。

♀母。 ロリ。可愛い。

~本編~

妹「8年せ~~いになった~ら♪8年せ~~いになった~ら♪」

母「学費で一件家が建つ♪」

たかし「うるせえよ“!!!!!!!!」」

母「はぁ?それが万年留年野郎が母親に言う口の聞き方なのかしら?」

たかし「ごめんなさい。お母様。必ず学費は返します」

妹「しっかし留年もここまで来ると才能よね・・・」

母「うちが宝くじ当たってなかったら息子を海に沈めてたわ♪」

たかし「そんな嬉しそうな顔して怖いこと言うなよ・・・」

妹「でも本当珍しいわよね。数学・・・ていうか算数ができないだけで留年なんて」

母「数学以外はほとんど満点・・・どころか他の教科でいい成績残してるおかげでまだ救いはあるけど・・」

妹「なんだっけお兄ちゃん。この前とった、あくたがわしょう?とか、なんとか細胞?の研究も新聞に載ってたじゃない。アレって結
構凄いんでしょ?」

母「そのお金もこのままじゃ留年分の学費に消えていくけどね・・・」

たかし「この前なんか学校側からさっさと卒業なりなんなりしてくれ!って言われちゃったもんな・・・」

母「たしかにこのままってわけにもいかないし・・・どうしようかしら・・・」

妹「んじゃ~、私とお母さんで問題出してあげるよ!」

母「そうね~算数ぐらいなら私もまだできるし・・・」

たかし「たしかに一人でやるとどうしようもなくダルいしな・・」

妹「んじゃ!早速いってみよ~♪」


妹「第1問!たかしくんは東京駅から成田駅、我孫子駅、友部駅、小山駅、新前橋駅、高崎駅、高麗川駅、八王子駅、茅ヶ崎駅を経由して新橋駅で下車しました。この時、かかった運賃を答えなさい。ただし、たかし君は高校生で途中下車・重複乗車をせず切符で乗車し我孫子で唐揚げ蕎麦を食べてきたものとする。」


たかし「分からない!!!!!!!!!!!え!?!?なに!?最近の小学生ってこんな難しい問題やってんの!?てか最後何か食べてるけど!?」

母「ちなみに答えられなかった問題一つにつき100円の罰金よ♪」

たかし「聞いてねぇ!!!」


母「じゃあ続いて第二問!たかしくんは1個60円のりんごを握りしめ・・・」


たかし「握りしめ?」


母「たかしくんは1個60円のりんごを握りしめ、滅びゆく世界の中、決意の眼差しで空を仰ぎ、静かに呟きました。「例え明日世界が滅亡しようとも、今日僕はりんごの木を植えるよ」常に希望を捨てず、最後まで生き抜こうとするたかし君の目にはどんな未来が映っているでしょうか。」


たかし「重いわ!!!!!!!!!!!!!!」


妹「たかし君・・・きっと最後まで頑張ったんだね・・・グスン」

母「はい100円」

たかし「マジで100円持ってくのな・・・」


母「さ、どんどんいくわよ!第三問!!たかし君のお母さんは病弱でまだたかし君が幼い頃に亡くなりました」


たかし「もう初っ端からなんか違うんですけど」


母「たかし君はお母さんに会いたくて水35リットル、炭素20kg、アンモニア4リットル、石灰1.5kg、リン800g、塩分250g、硝石100g、硫黄80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、その他少量の15の元素を買いにいきました。たかし君のその後を答えなさい」


たかし「もってかれたああああああああああああああ!!!!」

母「はい正解♪じゃあ第四問!!そろそろ難しいのいくわよ~」

たかし「算数はどこにいったんだよ・・・」


母「たかしくんが家を8時に出発しました。 途中まで時速250kmで歩いていましたが」


たかし「おいバカ野郎。単位がおかしいじゃねえか」


母「忘れ物に気づいたので時速1523kmで家に帰り時速343kmで慌てて出発しなおしました。 たかしくんが己の肉体の限界を悟り、自らその命を立つまでの時間を求めなさい。」
たかし「たかしぃぃ!!!!!!!!!!」


妹「お母さんばっかりズルイよ~!私も問題出す!!第五問!!たかしくんが月額1000円の出会い系サイトに登録したところ、19
歳の女子大生さゆりから返信がありました。彼女に一通メールを送るには別途100円分のポイント、受信には300円分のポイントが必要です。さて、たかしくんが彼女に会うまで実際に支払う金額はいくらでしょう。」


たかし「ゆかちゃん・・・俺の三万・・・」

妹「な、なんか嫌な事思い出しちゃったね・・・」

たかし「有料だからって絶対出会えるわけじゃあないんだわ・・・」


妹「き、気を取り直して第6問!!たかしくんは120円のりんごを2つ食べました。その後80円のみかんを3つ食べました。そして昼から夕方にかけてインターネットをし、仮眠をとったあと深夜にゲームをしてまたインターネットをして早朝に寝ました。毎日そんな生活を送っているたかしくんの親の気持ちを考えなさい」


母「とりあえず地下労働施設に投げ込むわ♪」


妹「だ、そうよ?んじゃ、第7問!!うどん屋さんのかけうどんには何がかかっているでしょう!」


たかし「生活」


母「切実!!」


妹「じゃ、じゃあ第8問!!月額払えば使い放題なものってな~んだ!」


たかし「正社員」


母「さっきから即答のわりに回答が切ないわよ・・・」


妹「本気でいくわ!!!第9問!!たかしくんはゲームを買いに行こうとしましたが、300円しか持っていないため、代わりにお母さんに買ってきてもらいました。ゲームの値段は8800円です。タイトルは「お兄ちゃんと私のえっちな7日間☆」です。ちなみにたかしくんは今年で37になります。お母さんの気持ちを答えなさい」



母「首でも釣ろうかしら・・・」


たかし「てか、さっきからなんでちょいちょい俺ニート設定なの!?」

妹「だって・・・」

母「ねぇ・・・?」

妹「お兄ちゃんってどっちかっていうと、陰キャラじゃん?」

たかし「おおお、お兄ちゃんが陰キャなわけないじゃん!!全然明るいよ!!むしろ陽キャだよ!!」

妹「陽キャなんて聞いたことないよ~w」

母「そういえば、たかしって昔は友達いなかったわよね~。」

妹「昔は?今もでしょ?」

たかし「そんな不思議な顔して訂正しないでくれ・・・てか、今は友達普通にいるから!」

母「そうよね~ニヤニヤあの日を境に頑張るって約束したんだもんね~ニヤニヤ」

妹「えっ?あの日ってなに?ニヤニヤ」

たかし「いちいちニヤニヤって声に出さなくていいから!」


母「それじゃあ第十問!!友達が居なくて内気で根暗で悪いのは俺じゃない!悪いのはいつだって世間だ!!といつも口癖のように言っていたたかし君ですが何をきっかけに変わったでしょうか♫」


たかし「俺はどこまで腐ってるんだよ・・・」

妹「えぇ~難し過ぎるよ~。ヒント!!」

母「うう~ん・・・ヒントは妹の誕生日かな?」

妹「私の誕生日???」

たかし「も、もう俺自分の部屋に戻るから!」

妹「お兄ちゃん急に顔を真っ赤にしてどうしたんだろ?てか、全然分からないよ!答え教えて~」

母「答えはね?・・・」


~以下回想~

たかし「ママ~。お腹大きくなってきたけど大丈夫?痛くない?」

母「ありがとうたかし♪」

たかし「ぼく、ママのためになんだったするよ!ご飯だって作るしお皿だって洗うし・・・ママも何かして欲しい事があったら何でも言ってよ!!」

母「本当にたかしは家のお手伝いもしてくれるしいい子ね~。」

たかし「えへへっ!ママにこうやって頭撫でてもらうの好き~」

母「家のお手伝いをしてくれるのはとっても助かるしママも嬉しいけど、たまにはたかしも学校の友達と遊んできたら?」

たかし「うん・・・」

母「どうしたの?家ならパパもいるし大丈夫よ」


たかし「うん・・・ぼくね、友達がいないんだ・・」



母「ぷっ!」


たかし「ママ!?!?今笑った!?」

母「笑ってなんかないわよ(笑)」

たかし「やっぱり笑ってる!?」


母「100人の友達を作るんじゃなくて、100人分大切にできる一人の友達を見つけなさい・・・クスッ」



たかし「唐突にいい話して誤魔化そうとしてるけど最後笑っちゃてるからね!?」


母「たかし、友達は無理に作るものじゃないわ。友達ってのは一緒にご飯食べたり、一緒に遊んだり、一緒に勉強したり・・・気づいたら傍にいる人の事をいうのよ。だから今すぐ友達を作りなさいなんてママは言わない。だけどね、もうちょっと、あと一歩踏み出してみたらどうかしら?今日は、たかしからおはようって挨拶してみたり、友達が困っていたらママを助けてくれたみたいに友達を助けてあげるのよ。」


たかし「そんな難しい事ぼくに出来るかな・・・」

母「たかしならきっとできるわ。だってもうすぐたかしもお兄ちゃんよ?」

たかし「おにいちゃん・・・」

母「そうよ。たかしはこの子のお兄ちゃんになって、この子に色々教えてあげなきゃ。勉強や家の手伝い・・・それに友達の作り方もね」

たかし「うん・・・ぼく・・・頑張ってみるよ!沢山お友達を作ってぼくの妹に格好いいとこ見せてあげるんだ!!!」

母「ママとの約束よ?」

たかし「うん!!ママとぼくと・・・ぼくの妹との三人の約束!!!!」


~回想終了~


妹「お兄ちゃん・・・」

母「こうしてたかしは中学1年で初めてのお友達ができたのよ」

妹「えっっ!?!?中学!?!?」

母「そうよ」

妹「お兄ちゃんらしいと言えばお兄ちゃんらしいか・・・」

母「流石に中学は冗談だったのに納得しちゃったわよ・・・。でもね?何かにつまずいた時や息詰まった時、たかしってば口癖のよう
に「格好いいお兄ちゃんになるって妹と約束したから」なんて言うのよ」

妹「お、お兄ちゃんにも可愛いところがあるじゃない・・」

母「本当アンタの事が大好きなのよ、あの子は。もしかしたら苦手な算数もアンタが頼めばどうにかなるかもね?」

妹「流石にそれは無いんじゃな~い?ま、気が向いたら今度真剣に算数でも教えに行ってあげるわ♪」

母「頼んだわよ~?」


この後たかしは妹に算数を教えてもらい無事卒業できたとさ。めでたしめでたし。
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